SE主婦、母になる。

一児の母になったアラサー主婦が、日々の暮らしのことを綴ります。

子供が泣かなくなった。

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保育園に通い始めて2ヶ月弱。

朝の登園は、保育園の建物内に入るとグズグズ。
保育室の前の廊下でメソメソ。
担任の先生を見るとギャン泣き…。

そんな毎日が続いていました。

夕方お迎えに行くと、
顔を見た瞬間にギャン泣きで抱きついてきていたのに
いつしか泣かなくなった。

最近では先生にバイバイする余裕ができた。

靴箱から自分のお靴を取ってきて、
ドヤ顔するようになった。

「帰るよ」といっても、名残惜しそうに
保育園の中をあちこち歩き回るようになった。

 

朝の登園に変化が見えたのは、つい3日前のこと。

 

お靴を脱いで、お部屋まで歩いていく。

大抵、途中で抱っこをねだられる。

お部屋に着いたら、母から先生に抱っこで受け渡し。
すると、ここで号泣・・・
というのがいつものパターン。

だけど、この日は泣かなかった。
ちょっと不服そうな表情をしながらも、泣かなかった。

 

次の日。

下駄箱でお靴を脱いで、保育室へ。

この日は調子が良かった。
手をつないで、お部屋まで歩いて行けた。 

そして私の手を離して、自分からお部屋に入っていった。
だけど、振り返って、私の顔を見て、泣いた。

この日は泣いた。

 

そして今日。

教室までは抱っこをねだられた。
お部屋に着いたら、母から先生に、抱っこで受け渡し。

今日は泣かなかった。

やっぱり不服そうな表情をしながらも、泣かなかった。

 

泣かずに登園できたことは、嬉しいとか、寂しいとか思う以前に、
『きょとんとした』という言葉がしっくりくる。

『(あれ、泣かないの…?)』と心のなかで驚きつつも、
あ、じゃあ…行ってくるね!』と、
私はいつものように手を振って仕事に出かけた。

お互いに「別にいつも通りだよね」という顔を装って。

 

 明日は泣くかもしれないし、泣かないかもしれない。

 

まだまだちっちゃな我が子が、
ほんの少し大人に近づいたのを感じた、この3日間。