深夜から明け方の長い戦いを繰り返し、いつの間にか卒乳。
1歳4ヶ月になった、うちの息子くん。
1ヶ月前は、夜中の授乳が欠かせませんでした。
生まれてから1年経つと、さすがに夜中の授乳が辛くなってきました。
それに、夜中の授乳は、虫歯に影響しないか心配もありました。
4月からの職場復帰に備える意味でも、3月の後半に本格的な断乳を決意しました。
そのころの息子くんは、昼間はおっぱいなしでも平気でした。
夜中も、抱っこして歩き回っていれば寝てくれます。
とはいえ、毎日3時間おきに泣かれると、
私が眠気に勝てず、添い乳に頼ってしまう状態でした。
卒乳前のタイムテーブル
●21時:就寝
●23時:ぐずる①
→ 抱っこで歩き回るうちに、眠りにつく。
●2時:ぐずる②
→ ちょっと抱っこしてあやしてみるが、諦めて添い乳。
●5時:ぐずる③
→ あやす気力がなく、有無をいわさず添い乳。
●7時:ご機嫌で起床
いざ、断乳!
何ヶ月か前にも断乳を試みていたのですが、そのときは失敗。
夜中の断乳をがんばると、翌朝寝坊することもあるので、
育休中が最後のチャンスと思って挑みました。
準備
卒乳のためには、「添い乳で眠る」という習慣をやめなければなりません。
赤ちゃんは、眠る前と起きた後での状況が変化していると泣いてしまうらしいです。
添い乳は、
- 眠る前=おっぱいを飲んでいる。
- 起きた後=目の前にあったはずの おっぱいがない!!
と、状況が変化してしまうので、泣く→添い乳→泣く・・・
と負のスパイラルに陥ってしまいます。
なので、就寝する際にはベッドに寝かせてトントンして寝かしつけます。
昼間に、これでもかと運動させているうち、トントンで寝てくれる習慣ができました。
たすけて!アンパンマン!!
昼間ぐずっているときでも、アンパンマンのマーチが流れ始めると、
とたんに泣き止むことがありました。
そこで、夜中泣き始たら、録画しておいたアンパンマンを再生。
ソファで抱っこしながら一緒に見ました。
効果はてきめんで、ピタッと泣き止んで食い入るように見ていました。
途中で息子くんがウトウトして眠ったり、私が先に寝落ちしたりもしましたが、
初回のぐずりはだいたい乗り切れました。
お夜食で元気モリモリ
抱っこもダメ、アンパンマンでもダメなときは、
ちょっとした食べ物をあげました。
最初は、何をあげてもイヤイヤと泣かれました。
でも、抱っこで少し落ち着かせてから食べ物を見せると、パクっ。
おなかが満たされると、ご機嫌も良くなりました。
ベッドに戻ると、そのまま寝てしまうときもあれば、
ゴソゴソ動き回っているときもありました。
眠らないときはトントンを試みますが、私が寝落ちすることもしばしば。
これで、朝まで乗り切れました。
戦いは続く
アンパンマン + お夜食を続けるうちに、
息子くんも私も「おっぱい」という選択肢がなくなりました。
そして、作戦開始から一週間もしないうちに、卒乳に成功しました!
だがしかし!
「アンパンマン + お夜食」がないと、ぐずってしまう息子くん。
「卒乳したとはいえ、本末転倒では…!!!」
そんな思いをかかえながらも、その生活を続けました。
そして気づけば。
「そういえば、朝までぐっすりだったな」という日が1日、2日と増え、
いつの間にかお夜食もいらなくなりました。
お夜食生活は、多分1週間くらいで終わったと思います。
最近は、ちょっとぐずってもトントンすれば、すぐに再度眠ります。
むしろ、「息してる?!大丈夫?!」と心配するくらい、ぐっすり眠る日もあります。
お夜食にあげていたもの
うちの息子くんは、おっぱいそのものに執着していたわけではなく、
本当にお腹が空いて泣いていたんだと思います。
夜中に食べさせていたのは、
- おにぎり
- おからのパンケーキ
- お麩(スナック感覚で)
- 海苔
- 麦茶
などでした。おにぎりやパンケーキは、満足感が大きいようでした。
そこから、徐々に量を減らしていき、麦茶を多めにし…と、脱お夜食を試みました。
振り返ってみると。
断乳・卒乳は、赤ちゃん以上に親の頑張りが大事なのかなと思いました。
夜中もしっかり起きて、夜泣きの原因としっかり向き合って、対応して…と頑張ってみたら、実はもっと早く卒乳できていたかもしれないと思いました。
卒乳した結果。
1歳3ヶ月での卒乳となりましたが、卒乳した今だからこそ、おっぱいをあげる時間は幸せな時間だったなぁと思います。
でも、卒乳と同時に保育園に入園してから、発熱、下痢、鼻水…と何かしらの体調不良が続いており、週1〜2で小児科に通っています。
母乳パワーがあれば、もう少し体調も良くなるのかな・・・?と思ったりすることもありますが、これから自然治癒力を高めていってほしいです。
無事に卒乳したことだし、主人と祝杯をあげようかと思います。